介護職から転職,自己PR

【自己PR例文つき】介護から転職する際にアピールできる5つの強み

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介護から転職する際に使える自己PRは何がある…

あなたは今こんなことを考えていませんか?

介護職で働いてきたあなたには、次の5つの強みがついています。

  • コミュニケーションスキル
  • 体力・メンタルの強さ
  • 協調性
  • 観察力
  • 対応力

この記事では、介護職を通じてあなたに身についている5個の強みと『自己PRをする際の3つのポイント』『介護から転職をする際の2つの注意点』を解説しました。

『介護から転職をする際に使える自己PRの例文』も用意してあるので、ご参考ください。では解説していきます。

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介護から転職する際に志望動機に使える強み

まずは『介護から転職する際に志望動機として使える強み』を解説します。

介護業界で働いたことで身についている強みを紹介します。

介護業界で働いたことで
身についている5つの強み
  • コミュニケーションスキル
  • 体力・メンタルの強さ
  • 協調性
  • 観察力
  • 対応力

それぞれの強みを解説していきます。 

コミュニケーションスキル

介護から転職する際にアピールできる1つ目の強みは、高いコミュニケーションスキルです。

一人一人の利用者さんに適した声掛けや話題の提供など、心を開いてもらうために努力したコミュニケーションスキルがあなたには身に付いています。

筆者自身が勤めていた施設では

  • この利用者さんはこんな性格だからこんな風に声掛けをしよう
  • この利用者さんは耳が遠いからこんな声色で話しかけよう

と一人一人の性格や状態に応じてコミュニケーションを取っていました。利用者さんとの関わりを通じて、コミュニケーションスキルが培われたと実感しています。

他のどの職業でも、コミュニケーションスキルの高さは強みになります。

体力・メンタルの強さ

介護から転職する際にアピールできる2つ目の強みは、体力・メンタルの強さです。

毎日の入浴介助やトイレ介助、車椅子やベッドからの移乗など、介護の仕事を通じてあなたには体力がついています。

また利用者さんの着替えやおむつ交換など、人によっては抵抗を感じやすい業務も、仕事を続けることで乗り越えた結果、メンタル面も鍛えられています。

筆者も介護の仕事を通じて体力やメンタルが鍛えられました。デイサービスに勤めていたので、毎日30人ほどの入浴介助やトイレ介助をしていました。

初めは慣れない重労働にすぐヘトヘトになっていましたが、数ヶ月経つと「体力がついた」という実感を得ました。ついには、利用者さんとの会話を楽しみながら介助をする余裕も出てきました。

またおむつ交換などを通じて、”少し抵抗があることにも無の境地で仕事を進める”というメンタルも身につきました。

このように、介護職を通じて体力面や精神面が鍛えられているのです。 

協調性

介護から転職する際にアピールできる3つ目の強みは、協調性です。

介護施設では介護士だけでなく

  • 事務職
  • 看護職
  • ケアマネージャー
  • 調理員

など様々な職種が協力して利用者さんをサポートしています。つまり日々の他職種間との連携で、協調性も自然と身に付いているのです。

皆さんが勤めている施設でも、日々他職種との密接な連携を行なっているはずです。例えば、調理員に相談して食事を一口サイズに切ってもらったり、食事が進まない原因が体調にある場合には、看護職やケアマネージャーに報告して家族に連絡してもらうなどです。

このように、他職種との連携を通じて自然と協調性も身に付いているのです。

観察力

介護から転職する際にアピールできる4つ目の強みは、観察力です。

介護士として日々利用者さんの様子を見ているため、些細な変化に気付くことができるようになっています。

  • いつもより顔色が悪いな。体調が良くないのかな?
  • 今日は何だか歩きづらそう。足が痛いのかな?

など細かい仕草や表情で、利用者さんの体調の変化に気付いてきた経験があなたの血肉となっているはずです。

高齢の利用者さんには我慢強い人が多く、自分の不調を口に出さない人もいます。介護士はそんな利用者さんの変化にいち早く気付き、上司や看護職に報告しなければいけないので、鋭い観察力が養われるのです。

対応力

介護から転職する際にアピールができる5つ目の強みは、対応力です。

介護の仕事は、マニュアル通りに進むものではありません。日々様々なアクシデントが起こるため、一人一人の判断によって適切な対応を求められる場面が多々あります。

筆者は訪問ヘルパーとしての経験があります。訪問ヘルパーは、一人で利用者さんの自宅に訪問して仕事をするため、特に対応力を求められる職種です。

筆者は過去に、次のようなことも経験しました。

  • 訪問してみたら利用者さんが室内で倒れて骨折していた
  • 認知症の利用者さんが混乱してパニックになってしまった

しかしその結果、訪問ヘルパーの仕事を通じて、高い対応力を身につけることができました。

あなたにも、不測の事態にも適切に対処できる高い対応力が身についているはずです。


ここまで紹介した、介護業界で働いたことで身についている強みをまとめましょう。

介護業界で働いたことで
身についている5つの強み
  • コミュニケーションスキル
  • 体力・メンタルの強さ
  • 協調性
  • 観察力
  • 対応力

介護から転職する際の自己PRの書き方3つのポイント

ここからは、介護から転職をする際の自己PRについて解説します。

自己PRでは、次の3つのポイントを意識すると書きやすいです。

介護から転職する際の
自己PRの書き方・ポイント
  • 経験を伝える
  • 強みをアピールする
  • 頑張れる理由をアピールする

1つずつ順に解説していきます。

経験を伝える

まずは、これまで頑張ってきた経験を伝えることが大切です。勤めていた施設や職種、その施設でどんな仕事をしていたのかを書きましょう。

経験を書く際は、具体的な数字を明記するとより伝わりやすくなります。例えば、「○○デイサービスにて○年間勤めた」など、数字を取り入れながら記載しましょう。

また、その仕事の中で自分がどんな努力をし、どんな成果を上げることができたのかも説明しましょう。

強みをアピールする

次にあなたの強みをアピールしましょう。

冒頭で解説した強みを体験談と共にアピールをしたり、介護福祉士やケアマネージャーなどの資格を取得していれば、合わせて記載しましょう。

福祉と関係のない業界へ転職する場合には「介護系資格を書いても意味がないのでは?」と思うかもしれません。しかし資格の取得は、その業界で経験を積んだ努力の証です。書いておく方が良いでしょう。

頑張れる理由をアピールする

次に、あなたが転職先の業界で頑張れる理由をアピールしましょう。

具体的なテーマとしては

  • この業界でこんな仕事を成し遂げたい
  • この仕事に就くのが長年の夢

などの目標や夢を説明するのがオススメです。

また説明では、頑張れる理由をできるだけ具体的に書いた方が評価も高いでしょう。


ここまで紹介した自己PRの書き方の3つのポイントをまとめましょう。

介護から転職する際の
自己PRの書き方・ポイント
  • 経験を伝える
  • 強みをアピールする
  • 頑張れる理由をアピールする

介護から他業界に転職する際の自己PR例文

先程で紹介したポイントも踏まえつつ、他業界に転職する際に参考にしてほしい自己PRの例文を紹介します。

※あくまでも一例なので、実際に作成する時には下記を参考にしながら、自分の言葉で熱意を伝えるようにしましょう。

なお、自己PR文は300字程度にまとめるとボリュームとして丁度良いです。”原稿用紙1枚弱”をイメージして、300字で簡潔にPRできるようにしましょう。

大学卒業後、介護士として特別養護老人ホームにて4年間、グループホームにて3年間勤務いたしました。

2020年には介護福祉士資格も取得し、一人一人のご利用者に合わせたより専門的なケアを行なってまいりました。

介護職では、他職種との密に連携を図ることで、チームの一員として働く協調性を培うことができたと考えております。

対応の難しいご利用者に対しても、時間をかけてじっくりと関わることで、信頼関係を構築することができ、自分自身の忍耐力も養われたと感じています。

介護の仕事で身に付けた協調性や忍耐力は、他の職種でも必ず活かすことができると考えています。

私はこれまでデイサービスにて4年間介護業務に携わってまいりました。

職場では認知症の高齢者を積極的に受け入れており、介護技術に加えて認知症対応の知識についても深く学ぶことができました。

介護職では、ご利用者一人一人の様子を見ながら適切な声掛けを行うことで、どんなご利用者にも心を開いていただけるコミュニケーションスキルを身に付けることができました。

介護職で培ったコミュニケーションスキルは、多くのお客様と接する販売の仕事でもきっと役に立つと考えています。

また、持ち前の明るさや行動力を活かし、新しい環境でもさらに成長していきたいと考えております。

私は2005年~2020年の15年間、特別養護老人ホームにて介護士として勤務いたしました。

未経験から介護職を始めましたが、慣れない環境でも常に前向きな思考で業務に取り組むことで、自分で考えて行動する力が身に付きました。

介護職で培った主体性を活かし、接客の仕事でも積極的に意見を出して、より良いサービスができるよう努めてまいりたいと考えております。

介護から転職する際には理由の”伝え方”に注意

ここからは、介護から転職する際に注意したい転職理由の伝え方を解説します。

転職の理由を伝える際には、次の2点を意識しましょう。

転職の理由を伝える際の2つの注意点
  • ネガティブな退職理由をストレートに伝えない
  • 転職理由を明確にしておく

それぞれ解説していきます。

ネガティブな退職理由をストレートに伝えない

転職先の面接で、退職理由を聞かれることは多々あります。面接官に退職理由を尋ねられた際は、ネガティブな退職理由をストレートに伝えないことがポイントです。

例えば、介護職を辞める理由が

  • 給料が低いから
  • 人間関係でトラブルがあったから
  • 職場の上司と相性が悪かった

などだったとしても、それを正直に伝えてしまうのはNGです。なぜならあなた自身の印象を悪くしてしまうからです。

  • 仕事内容よりも給料を重視する人
  • 新しい職場でも良い人間関係を築けない人

などのマイナスなイメージを与えてしまうかもしれません。

したがって退職理由を聞かれた場合は、ネガティブな退職理由をストレートに伝えるのではなく、「自分のスキルアップのため」などポジティブな理由に変換して伝えるようにしましょう。

ネガティブな退職理由には、次のようなものがあります。それぞれの言い換え表現も参考にしてみてください。

退職理由,変換例

転職理由を明確にしておく

次に、転職理由を明確にしておくこともポイントです。

転職時の面接では必ず転職理由を尋ねられます。自分の中で転職理由がしっかりと固まっていないと、いざ質問された際にスムーズに答えられず、せっかく熱意を持って応募していたとしても相手には伝わりません。

特に、なぜこの業界・会社を選んだのかを明確にしておくことが大切です。実際に転職理由を伝える際には、明確に熱意をもって伝えましょう。


ここまで紹介した転職する際に注意したい転職理由の伝え方をまとめましょう。

転職の理由を伝える際の2つの注意点
  • ネガティブな退職理由をストレートに伝えない
  • 転職理由を明確にしておく

まとめ

いかがでしたか?

介護業界で働いたことによって身につく強みは、次の5つです。

介護業界で働いたことで
身についている5つの強み
  • コミュニケーションスキル
  • 体力・メンタルの強さ
  • 協調性
  • 観察力
  • 対応力

次に、自己PRの書き方のポイントは次の3つです。

介護から転職する際の
自己PRの書き方・ポイント
  • 経験を伝える
  • 強みをアピールする
  • 頑張れる理由をアピールする

そして転職の理由を伝える際には、次の2点を意識することが大切です。

転職の理由を伝える際の2つの注意点
  • ネガティブな退職理由をストレートに伝えない
  • 転職理由を明確にしておく

今回解説した内容を参考に、ぜひ希望する業界への転職を実現させてくださいね。