介護士,給料,無資格

資格なしでも稼げるの?介護士の給料と給料アップの4つの手段とは

介護の仕事は無資格・未経験でも始めることができます。一方で、次のように考えている人も多いのではないでしょうか。

資格がなかったら稼げないんでしょ?

資格を取らないと収入は変わらないでしょ?

確かに有資格者と比べると平均給料は下がりますが、無資格のままでも給料を上げる方法はあります。

そこでこの記事では、介護系資格を持たない介護士の給料や無資格のまま給料を上げる4つのポイントを解説します。ぜひ最後までご覧ください。

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無資格の月収は約26万円

介護職では、無資格でも介護士として働くことができます。

厚生労働省のデータによると、無資格の介護士の平均給料はひと月あたり261,600円です。有資格者との違いは次の通りです。

職種平均給与額(ひと月あたり)
無資格261,600円
初任者研修285,610円
実務者研修288,060円
介護福祉士313,920円
参照:平成30年度介護従事者処遇状況等調査結果の概要

※平均給与額は、基本給(月額)+手当+一時金(4~9月支給額の1/6)

このように、いくら介護の知識やスキルがあっても、資格がなければ有資格者と比べて数万円もの給料差が生まれます。

資格は介護知識や経験があることの証でもあるため、介護士として長く働きたい場合は、ぜひ取得しておくのが望ましいでしょう。

無資格としてでも給料を上げる4つの方法

給料が上がる

資格の有無によって平均収入が変わるため、できれば介護系資格の中で、平均給料が最も高い介護福祉士資格を取得するのがおすすめです。

しかし介護福祉士は、既定の実務年数・日数や実務者研修の修了が受験資格になっている、条件に満たない人は申し込みすらできません。

そこでここからは無資格から給料を上げる方法をご紹介していきます。意識したいポイントは次の4つです。

では順に解説していきましょう。

方法1:平均給料の高い施設形態を選ぶ

同じ無資格者でも働く施設によって給料が違います。ここでは、厚生労働省のデータに基づき、次の6施設の平均給料を比較してみましょう。

施設形態施設の特徴平均給料
介護老人福祉施設終身介護を受けられる施設332,260円
介護老人保健施設リハビリや医療的ケアが必要な高齢者が自宅復帰を目指し、一時的に入居する施設317,350円
訪問介護事業所介護士が直接自宅を訪問して介護サービスを提供する施設291,930円
介護療養型医療施設重度の高齢者が医療処置やリハビリを受けられる施設285,360円
通所介護事業所自宅で過ごす高齢者の外出機会や他者との交流ができる施設262,900円
認知症対応型共同生活介護認知症高齢者の共同生活を目的とした施設180,410円
参照:平成30年度介護従事者処遇状況等調査結果

※平均給料額は、基本給(月額)+手当+一時金(4~9月支給額の1/6)

最も平均給料の高い介護老人福祉施設と、最も平均給料の安い認知症型共同生活介護では、その差が15万円以上にもなります。筆者が勤務していた認知症対応型共同生活介護は、平均給料(180,410円)よりもっと安い施設でした。

認知症対応型共同生活介護には、認知症ケアならではの楽しさ・やりがいがあります。しかし給料を重視する人は、介護老人福祉施設など平均給料の高い施設形態を選ぶのがおすすめです。

方法2:初任者研修を修了する

給料を上げるには、初任者研修を取得することもおすすめです。

無資格者と有資格者では平均給料が異なります。ただ資格には、実務者研修や介護福祉士など介護の基本知識や経験が必要な資格と、初任者研修のように無資格でも受けられる資格があります。

まずは初任者研修を修了するのがおすすめです。初任者研修とは、介護に関する基本的な知識や介護技術を学ぶもので、介護系資格の中で最も取得しやすい初心者向けの資格です。

初任者研修を受けると、給料が上がるだけではなく、介護を学んだという自信がつき、学んだ知識を利用者さんとの関わりにも活かすこともできます。

無資格者と初任者研修との平均給料の差は次の通りです。

職種平均給与額(ひと月あたり)
無資格261,600円
初任者研修285,610円
参照:平成30年度介護従事者処遇状況等調査結果の概要

※平均給与額は、基本給(月額)+手当+一時金(4~9月支給額の1/6)

初任者研修は全ての介護資格のスタート地点でもあるため、収入アップだけでなく介護士としてのステップアップ目的で取得しておくのがおすすめです。

受講費用はスクールごとに異なりますが、例えば全国展開している三幸福祉カレッジの受講料は教材費込みで79,800円です(※2020年3月29日現在)。三幸カレッジでは、受講する教室によっては、10~30%の割引が適用されるため、よりお得に勉強することができます。

決して安い金額ではありませんが、他の講座とのセット受講による料金割引やグループ割などもあるため、それらのサービスを利用するのもよいでしょう。

方法3:夜勤勤務を増やす

労働基準法により、22~5時までの7時間は、深夜割増賃金として時給を25%アップすることが定められています。

したがって勤務日のうち数日を夜勤にするだけでも時給が上がり、収入を増やすことができます。また夜勤専従スタッフとして働くと、勤務日の時給が全て25%アップになるため、無資格のままでもより高い給料を得ることが可能です。

もし時給1,200円の人が夜勤をした場合の夜勤手当は、次のようになります。

基本給(時給)1,200円
夜勤手当を含んだ時給1,500円(1,200円×1.25)
22~5時までの合計報酬10,500円(1,500円×7時間)

このように夜勤手当が付くことで収入がグンと上がるため、収入を増やす方法としておすすめです。

方法4:勤続年数を増やす

資格を持っていなくても、勤続年数を増やせば給料を上げることができます。

勤続年数平均給与額(ひと月あたり)
1年270,740円
2年278,550円
3年282,700円
4年284,300円
5年295,450円
10年以上334,140円
参照:平成30年度介護従事者処遇状況等調査結果

※平均給与額は、基本給(月額)+手当+一時金(4~9月支給額の1/6)

平均給料は勤続年数に応じて高くなるため、転職を繰り返すのではなく、1つのの施設で長く働くことがポイントです。


ここまで解説した内容をまとめてみましょう。

給料アップの方法給料アップの主な理由
①平均給料の高い施設形態を選ぶ平均給料を上げられる
②初任者研修を修了する平均給料を上げられる
③夜勤勤務を増やす夜勤手当が加算される
④勤続年数を増やす年数に応じて昇給する

まとめ

いかがでしたか?

今回は無資格の介護士の平均給料と無資格から給料を上げるポイントをご紹介しました。

資格を持っていなくても給料を上げることはできるます。今回ご紹介した内容をぜひ参考にしてみてくださいね。