実務者研修は通信で取得するのが一般的|学校を選ぶ5つのポイント

実務者研修,通信

「実務者研修は通信で取得することができるの?」

あなたは今こんなことを考えていませんか?

結論から言うと、実務者研修は通信講座で取得することができます。

近年では資格学校に通い、講座を取得する通学講座ではなく、テキストを用いた自宅学習とスクーリング(通学学習)を組み合わせた通信講座が主流です。

この記事では、実務者研修の通信講座に特化をして

を解説しました。

ぜひ最後までご覧になってください。では解説していきます。

1.実務者研修は「通信」で取得するのが一般的

実務者研修は、正式名称を「介護福祉士実務者研修」といいます。

また実務者研修のためのスクールを「介護福祉士実務者養成施設」と規定しています。

研修を修了することで、「介護福祉士実務者研修課程修了」の資格を得ることができます。

実務者研修の資格を取得する際は、自宅学習とスクーリングを組み合わせた「通信講座」で学ぶことが一般的です。

実務者研修は、保有している資格によって学習期間や学習時間が異なります。無資格者が受講する場合、6ヶ月間の学習期間と450時間の学習時間が義務付けられています。

「通信講座」はそのうち405時間分をレポート作成・添削による自宅学習でまかなうことができる学び方です。

「通信講座」には、定められている学習時間の大半を自宅学習でカバーすることができるため、自身のペースで学習できるメリットがあります。

このため働きながら資格を取得したいと考える社会人の方や主婦の方でも、受講しやすい仕組みになっています。

「通信講座」に対しカリキュラムの全てをスクーリングで実施する「通学講座」は、全てが対面の授業で行われます。

通学の負担が増える一方で、学習の中で疑問に思ったことをその場で質問することができるため、より理解が深まりやすいというメリットがあります。

ただし450時間の全てをスクーリングで実施するのは非効率的であり、長期にわたって学習期間を設定する必要があることから、現在の実態は幅広い人に対しメリットがある「通信講座」が主流となっています。

2.実務者研修の受講から修了までの流れ

ここでは、実務者研修の中でも受講生が多い「通信講座」について、受講開始から修了までの流れをご紹介していきます。

基本的なステップは以下の3つです。

  1. 資料請求をし、資格学校を比較する
  2. 学校に申込み、受講する
  3. カリキュラムを受け、修了する

それでは、順を追って詳しくご紹介していきましょう。

2-1.資料請求をし、資格学校を比較する

まずは講座選びです。

「通信講座」とは言っても必ずスクーリングによる通学は必要なので、ご自身の生活圏内から講座を選ぶことをオススメします。

講座選定のポイントについては第3章で詳しくご紹介しているので、そちらをご覧ください。

インターネットを使って資料請求を行うには、各スクールに一括請求する方法が便利です。

下記サイトでは地域を絞ってスクールを検索でき、学習期間や費用・特徴を一覧で確認しながら一括で資料請求を行う事が可能です。

ある程度の目星をつけたら実際に資格学校に連絡をとり、資料請求をしてパンフレットで最終確認をして受講先を決定しましょう。

2-2.学校に申し込み、受講する

受講する資格学校が決まったら、受講申し込みを行いましょう。

申し込みに必要な書類は下記の3つです。

申し込みに必要な3つの書類

  • 受講申込書(各資格学校から受け取ってください)
  • 身分証明書
  • 初任者研修等の免除対象資格の修了証(該当する方のみ)

詳細は各学校によって異なる場合があるので、募集要項をよく読んで確認しましょう。

受講料の支払いを資格学校が確認できたら、いよいよ受講開始です!

2-3.カリキュラムを受け、修了する

実務者研修の「通信講座」の場合

自宅学習(レポート作成)→スクーリング

の順でカリキュラムが進行します。

スクーリングで学ぶことになる「介護過程Ⅲ」「医療的ケア(演習)」は、該当する科目の自宅学習が終わらないと、受けることができない決まりになっているからです。

万が一予定日まで終わらないと、スケジュールに遅れが生じるだけでなく、予約していたスクーリングのキャンセル料や補講料が課金されるということになってしまう恐れがあります。

実施日程をよく確認し、レポートの締め切りを忘れないように気を付けましょう。

実務者研修の場合、修了試験は必ずあるわけではありません。修了試験の有無は各スクールによって違います。

講座の終盤には医療的ケアの演習が待ち構えています。難易度が高いので、心して臨みましょう。

それが終われば晴れて修了です!

3.実務者研修の通信講座を選ぶポイント5つ

後悔しないための実務者研修選びにおいて重要なポイントは、下記の5つです。

  1. 通いやすい場所にあるか
  2. 通いやすいスケジュールか
  3. アフターフォローが充実しているか
  4. 医療的ケアに「実地研修」はあるか
  5. 料金はどのくらいか

それでは詳しく解説していきます。

3-1.通いやすい場所にあるか

実務者研修は「通信講座」が一般的ですが、どの学校でも7~10回程度のスクーリング(通学)が必要となります。

学習期間も無資格者の場合は6ヶ月、初任者研修所持の場合で3ヶ月程度となっているので、通学による負担を減らすために自宅から近い講座を選ぶのがよいでしょう。

また

  • 車で通勤する場合は学校の敷地内に無料の駐車場があるか
  • 公共交通機関で通勤する場合は乗り換えの必要性・最寄りの駅やバス停からの移動手段

についても確認しておきましょう。

通学の負担を減らして勉強に集中できるようにするため、通いやすい立地条件にある資格学校を選ぶことが大切です。

3-2.通いやすいスケジュールか

実務者研修の場合、自宅学習(レポート作成)はスクーリングの前に終える必要があります。

スクーリング開始日までにすべて合格できるよう計画的に進めましょう。

特に無資格者の場合は自宅学習の量が多いので、締め切りまで確実に提出ができる日程になっているかを確認してください。

スクーリングは週1回、2ヶ月程度のスケジュールで実施されます。

週1回程度の通学になるので、働きながらでも学習しやすいでしょう。

3-3.アフターフォローが充実しているか

アフターフォローが充実しているかどうかも重要なポイントです。

実務者研修では「介護福祉士試験」のアフターフォローがあるかどうかを確認するようにしましょう。

実務者研修を修了すると、必然的に介護福祉士の国家試験が次の目標になるからです。

介護士,キャリアアップ

介護福祉士国家試験に向けたアフターフォローとして

  • 介護福祉士国家試験対策講座がセットになっている(割引を受けられる)
  • 関連教材や実務に役立つ資料を安価で提供・無料貸し出しを行う

のような例があります。

独学での介護福祉士の受験勉強に不安を感じている方にとって、このようなサービスを提供しているスクールは大きな魅力になるでしょう。

またその他のアフターフォローとして以下があります。

  • 修了後に就職先を紹介してもらえる
  • 同スクールが実施している他の資格講座に割引を受けられる

アフターフォローの有無や種類などは各スクールによって違うため、資料を一括請求して比較しながら検討することが大切です、

3-4.医療的ケアの「実地研修」の有無

実務者研修の中の『医療的ケア』という科目に「実地研修」がカリキュラムに含まれているか、受講開始前に確認しましょう。

実務者研修で「実地研修」を行う事は義務付けられていませんが、このカリキュラムを含んだ実務者研修を修了することで、その後の業務や就職活動に有利になるからです。

「実地研修」とは『痰吸引』や『経管栄養』の処置を必要とする患者に対し、実際に処置を実践する演習のことです。

実務者研修で「実地研修」を済ませておけば、『痰吸引』や『経管栄養』ができるようになります。

今現在働いている施設や転職を考えている施設で『痰吸引』や『経管栄養』が必要である場合は、「実地研修」を行う実務者研修を受けることで研修後より活躍することができるでしょう。

しかし「実地研修」は難易度が高いです。また『痰吸引』や『経管栄養』といった医療処置が必要な患者に対し、実際に処置を実施する緊張感は生半可なものではありません。

さらに「実地研修」では、30以上ある行程を間違えることなく正確に実施する必要があり、1つでも順番を間違えたりミスをしたりすると不合格となる厳しい内容となっています。

これらがプレッシャーとなり、精神的ストレスを感じる受講生も多々います。

業務上『痰吸引』や『経管栄養』を行う予定がないのであれば、無理に「実地研修」まで行うスクールを選ぶ必要はないかもしれません。

難易度に大きな差が生じるので、不要なのであれば「実地研修」がないスクールを選択する方が無難です。

3-5.料金はどのくらいか

受講料も資格学校を選択する上では重要なポイントです。

当然安いに越したことはありませんが、資格学校ごとに料金の表示の仕方が異なる場合があるので注意が必要です。

具体的には、次のポイントに着目して比較しましょう。

受講料を比較するときのポイントまとめ

  • 表示されている受講料は税込み価格か、税抜き価格か
  • 保有資格によって受講料が違うことに注意
  • 自身の保有資格による免除後の価格を確認する
  • 受講料にテキスト代は入っているか、別料金か
  • 教育訓練給付金の指定を受けているかどうか
  • 自宅からの通学にかかる費用はどのくらいになるか
  • レポートが不合格となった場合の再評価にかかる費用はどのくらいか
  • スクーリングを欠席した場合の補講にかかる費用はどのくらいか

これらをチェックしたうえで、複数の講座を比較して検討することをオススメします。

中でも

安いと思って申し込んだ講座が実は教育訓練給付金対象外だったため、トータルでは他の講座より高くなってしまった

という失敗がよくあります。

特に実務者研修は受講料が高いので、よく吟味する必要があります。

いざ受講開始してしまってからでは取り返しがつかないので、料金を確認する際はパンフレットの内容をよく確認した上で総額を計算し、比較するようにしましょう。

4.まとめ

いかがだったでしょうか。

実務者研修は通信で受講をするのが一般的な資格でした。

実務者研修の受講から終了までの流れは以下の通りでした。

また、実務者研修の通信講座を選ぶポイントは以下の5つでしたね。

この記事が実務者研修の受講を考えている全ての人の参考になれば幸いです。


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