【2分野・60問】ケアマネ試験の試験内容について詳細に解説

「ケアマネの試験内容はどんな感じなのだろうか?」

あなたは今こんなことを考えていませんか?

結論から言うと、ケアマネ試験の試験内容は次の通りです。

区分問題数
介護支援分野・介護保険制度の基礎知識
・要介護認定等の基礎知識
・居宅・施設サービス計画の基礎知識など
25問
保健医療福祉サービス分野・保健医療サービスの知識など
・福祉サービスの知識など
20問
15問
合計60問

試験時間:120分(10:00~12:00)

※点字受験者:180分、弱視等受験者:156分

この記事ではさらに深堀り、各科目についての具体的な出題範囲から出題事例・得点するポイントを、ケアマネ試験に独学で合格した現役ケアマネが解説しました。

また後半では、ケアマネ試験の合格基準から合格のためのポイントまで一挙に解説しました。ぜひ最後までご覧になってください。

この記事を読むことで、ケアマネ試験の試験内容について詳しく理解することができます。では早速解説していきます。

1.ケアマネの試験内容について徹底解説

ケアマネの試験は

の計60問が出題されます。

試験時間は2時間で、マークシート形式で実施されます。

介護支援分野では、介護保険制度や関係する法律、ケアプラン作成に関する知識等に関する問題が出題されます。

保健医療福祉サービス分野では、高齢者によくみられる疾病や障がい、高齢者の特徴、終末期ケアなどに関する問題が出題されます。

また複数の分野にまたがる総合的な問題もあります。表にまとめると次のようになります。

区分問題数
介護支援分野・介護保険制度の基礎知識
・要介護認定等の基礎知識
・居宅・施設サービス計画の基礎知識など
25問
保健医療福祉サービス分野・保健医療サービスの知識など
・福祉サービスの知識など
20問
15問
合計60問

試験時間:120分(10:00~12:00)

※点字受験者:180分、弱視等受験者:156分

ケアマネ試験の試験内容に関して、1つ1つ丁寧に解説していきます。

1-1.介護支援分野

介護支援分野では大きく分けると

  • 介護保険法その他関係法令
  • 居宅サービス計画、施設サービス計画及び介護予防サービス

に関する内容が出題がされます。

介護福祉士を基礎資格として受験する場合は、得意分野になることが多いです。今までの経験や介護福祉士国家試験で学んだ内容が活きるからです。

試験内容の詳細について下記にまとめました。

1-1-1.出題範囲

大項目中項目小項目
介護保険制度導入の背景高齢化の進展と高齢者を取り巻く状況の変化・長寿・高齢化の進展
・高齢化の進展に伴う要介護
高齢者の増加
・介護の長期化・重度化
・家族の介護機能の低下
・個人の人生にとっての介護問題
・家族にとっての介護問題
・社会にとっての介護問題
従来の制度の問題点・老人福祉制度
・老人医療制度
・制度間の不整合
社会保険方式の意義・わが国の社会保障制度のあり方
・給付と負担の関係の明確化
・利用者の選択の尊重
介護保険制度創設のねらい・介護という新たな課題への対応効率的
・公平な制度の創設
・サービス利用者の立場に立った制度体系
・民間活力の活用
・高齢者の被保険者としての位置づけ
介護保険と介護支援サービス
介護保険制度論介護保険制度の目的等・社会保障、社会保険、介護保険の体系
・医療保障の体系
・高齢者の保健・医療・福祉の体系
・介護保険制度の目的
・保険事故と保険給付の基本的理念
・国民の努力及び義務
保険者及び国、都道府県の責務等・保険者
・保険者の事務
・介護保険の会計
・条例
・国の責務、事務
・都道府県の責務、事務
・医療保険者及び年金保険者の事務
・審議会
被保険者・被保険者の概念
・強制適用
・被保険者の資格要件
・住所認定の基準
・適用除外
・資格取得の時期
・資格喪失の時期
・届出住所地特例
・被保険者証
保険給付の手続・種類・内容・要介護認定及び要支援認定
・要介護認定等の手続
・介護認定審査会
・保険給付通則
・保険給付の種類
・保険給付の内容
・介護報酬
・支給限度額
・現物給付
・審査・支払
・利用者負担
・保険給付の制限
事業者及び施設(人員、施設及び設備並びに運営に関する基準を含む)・指定居宅サービス事業者
・指定居宅介護支援事業者
・介護支援専門員
・指定介護予防サービス事業者
・指定介護予防支援事業者
・指定地域密着型サービス事業者
・指定地域密着型介護予防サービス事業者
・基準該当サービスの事業者
・離島等における相当サービスの事業者
・介護保険施設
介護保険事業計画・基本指針
・老人保健福祉計画、医療計画との関係
・市町村介護保険事業計画
・都道府県介護保険事業支援計画
保険財政・財政構造
・事務費
・その他の補助
・第1号被保険者に係る保険料
・介護給付費交付金及び介護給付費納付金
・第2号被保険者に係る保険料
・支払基金の業務
財政安定化基金等・財政安定化基金事業
・市町村相互財政安定化事業
地域支援事業・介護予防・日常生活支援総合事業等
・包括的支援事業
・その他の事業
・財源構成
介護サービス情報の公表・介護サービス情報の公表の内容
・指定調査機関
・指定情報公表センター
国民健康保険団体連合会の介護保険事業関係事務・審査・支払い
・給付費審査委員会
・苦情処理などの業務
・第三者行為求償事務
・その他の業務
審査請求・概説
・審査請求ができる事項
・介護保険審査会
・委員
・審理裁決を扱う合議体
・専門調査員
・訴訟との関係
雑則・報告の徴収等
・先取特権の順位
・時効等
・資料の提供等
検討規定
ケアマネジメント機能論介護保険制度におけるケアマネジメント・介護保険におけるケアマネジメントの定義と必要性
・介護保険におけるケアマネジメント機能の位置づけ
・介護保険でのサービス利用手続きの全体構造と介護支援サービス
ケアマネジメントの基本的理念、意義等・要介護者等とその世帯の主体性尊重の仕組み
・自立支援、多様な生活を支えるサービスの視点
・家族(介護者)への支援の必要性
・保健・医療・福祉サービスを統合したサービス調整の視点
・サービスの展開におけるチームアプローチの視点
・適切なサービス利用(効果性、効率性)の視点
・保健・医療・福祉サービス(保険給付サービス等)とインフォーマルサポートを統合する社会資源調整の視点
介護支援専門員の基本姿勢
介護支援専門員の役割・機能・利用者本位の徹底
・チームアプローチの実施。総合的判断と協働
・居宅サービス計画に基づくサービス実施状況のモニタリングと計画の修正
・サービス実施体制におけるマネジメントの情報提供と秘密保持
・信頼関係の構築
・社会資源の開発
ケアマネジメントの記録
介護支援サービス方法論居宅介護支援サービスの開始過程
居宅サービス計画作成のための課題分析
居宅サービス計画作成指針
モニタリング及び居宅サービス計画での再課題分析
介護予防支援サービス方法論介護予防支援サービスの開始過程
介護予防サービス計画作成のための課題分析
介護予防サービス計画作成指針
モニタリング及び介護予防サービス計画での再課題分析
施設介護支援サービスの開始過程施設介護支援サービスの開始過程
施設サービス計画作成のための課題分析
施設サービス計画作成指針
モニタリング及び施設サービス計画での再課題分析

1-1-2.難易度

介護支援分野では、介護保険制度全般に係る内容やケアプランの運用に係る一連の内容についての知識が必要です。

特に介護保険法の制度設計や運用方法について問われる問題が多くなっています。

介護福祉士を基礎資格として受験される方は、今までの業務で自身が見聞きした経験や介護福祉士国家試験受験時に学習した内容が活きます。「保健医療福祉サービス分野」と比較すると「難しくない」と感じる方が多いです。

反対に介護福祉士を基礎資格としない受験者は、日頃の業務の中で馴染みがない内容が多いので、この分野の試験対策に時間をかける必要があります。

1-1-3.問題例

※第22回介護支援専門員実務研修受講試験問題より抜粋

2017(平成29年)の介護保険制度改正について正しいものはどれか。3つ選べ。

  1. 介護医療院の創設
  2. 共生型サービスの創設
  3. 看護小規模多機能型居宅介護の創設
  4. 介護給付及び予防給付に係る3割負担の導入
  5. 介護予防訪問介護及び介護予防通所介護の介護予防・日常生活支援総合事業への移行

介護保険の調整交付金について正しいものはどれか。3つ選べ。

  1. 国が市町村に交付する
  2. すべての市町村に一律に交付される定率の公費負担となっている
  3. 調整交付金の総額は、介護給付費及び予防給付費の総額の5%に相当する額とする
  4. 市町村ごとの第1号被保険者の年齢階級別の分布状況を考慮して交付される
  5. 市町村ごとの第2号被保険者の所得の分布状況を考慮して交付される

Bさん(75歳、女性)は、夫と二人で暮らしている。Bさんは、高血圧及び糖尿病のため、近所の診療所に定期的に通院している。最近、Bさんは、認知症により、昼夜逆転の生活になり、夜中に外に出て自宅に戻れなくなることもある。夫としては、介護の負担が増しているが、できる限り在宅生活を継続したいと思っている。要介護認定の結果、要介護2の認定を受けた。介護支援専門員の当面の対応として、より適切なものはどれか。3つ選べ。

  1. 外に出て戻れなくなったときの対応のため、地域包括支援センターに協力を依頼し、民生委員や近隣の商店との連携を図る
  2. 夜中に外に出ていく背景や理由についてのアセスメントを行う
  3. 主治医を認知症の専門医に変更することを勧める
  4. 介護老人福祉施設への入所を提案する
  5. 夫の休息とBさんの生活リズムを整えるため、認知症対応型通所介護の利用を提案する

1-1-4.問題例試験対策

介護支援分野の試験対策は

  1. 介護保険制度の成り立ちや関係法令
  2. ケアプランの考え方や運用方法

の2つのポイントに分けて勉強することがオススメです。

特に

  • 介護保険制度施行に至った経過
  • 法改正の内容
  • 介護報酬請求のあらまし
  • ケアプランとICFの関係性

は毎年問われる問題です。

丸暗記するよりも、頭の中に年表やフローチャートをイメージしながら勉強すると頭に入りやすいです。広範囲の内容を満遍なく学習すれば、難しい問題に当たったときに消去法で正解を導くこともできます。

1-2.保健医療福祉サービス分野

保健医療福祉サービス分野では

  • 保健医療サービスの知識
  • 介護保険法以外の幅広い福祉サービスに関する知識

について問われます。

介護福祉士を基礎資格で受験する方は、より力を入れて勉強することが大切です。この分野では、医療に関する幅広い知識や介護福祉士国家試験よりも、さらに幅広い福祉サービスに関する知識が問われるからです。

医療職が基礎資格の方や相談業務ルートで受験する方は、得点源になりやすい分野です。

1-2-1.出題範囲

大項目中項目小項目
総論Ⅰ 医学編高齢者の身体的・精神的な特徴と高齢期に多い疾病及び障がい高齢者の身体的・精神的・心理的特徴高齢者に起こりやすい疾病および障がいの特徴高齢者に多くみられる各種の疾患
バイタルサインの正確な観察・測定、解釈・分析全身の観察とバイタルサインバイタルサインの正しい観察・測定方法とポイント
検査の意義およびその結果の把握、患者指導検査値の変動について検査各論
介護技術の展開身体介護と家事援助の関連食事の介護排泄及び失禁の介護褥瘡への対応睡眠の介護清潔の介護口腔のケア
ケアにおけるリハビリテーション身体介護と家事援助の関連食事の介護排泄及び失禁の介護褥瘡への対応睡眠の介護清潔の介護口腔のケア
認知症高齢者の介護老人性認知症の特徴、病態認知症高齢者・家族への援助と介護支援サービス
精神に障がいがある場合の介護高齢者の精神障がい精神に障がいのある高齢者の介護
医学的診断・治療内容・予後の理解医学的診断の理解治療内容の理解予後の理解
現状の医学的問題、起こりうる合併症、医師、歯科医師への連絡・情報交換現状の医学的問題のとらえ方起こりうる合併症の理解医師、歯科医師への連絡・情報交換
栄養・食生活からの支援・介護人間らしい栄養・食生活とは栄養・食生活からの介護の手順望ましい栄養・食生活をめざして提示されている食生活指針等
呼吸管理、その他の在宅医療管理呼吸管理の考え方その他の在宅医療管理
感染症の予防感染症の種類と特徴起こりやすい感染症の予防と看護・介護
医療器具を装着している場合の留意点在宅酸素療法(HOT)気管内挿管人工呼吸器腹膜透析在宅中心静脈栄養法内視鏡的胃瘻増設術(PEG)ペースメーカー
急変時の対応高齢者救急疾患の病態上の特徴主な急変時の対応在宅看護・介護で遭遇しやすい急変
健康増進・疾病障がいの予防基本理念生活習慣病の予防がん循環器疾患糖尿病骨粗鬆症21世紀における国民健康づくり運動(健康日本21)
総論Ⅱ 福祉編基礎相談・面接技術基本姿勢コミュニケーションの知識と技術インテークワーク技術隠されたニーズの発見
ソーシャルワークとケアマネジメント(介護支援サービス)
ソーシャルワーク(社会福祉専門援助技術)の概要個別援助技術(ソーシャルケースワーク)集団援助技術(ソーシャルグループワーク)地域援助技術(コミュニティワーク)
接近困難事例への対応援助困難事例への対応接近困難事例と問題状況の分析接近困難事例の理解とアプローチ
総論Ⅲ 臨死編チームアプローチの必要性及び各職種の役割
高齢者のターミナルケアの実際、家族へのケア事例の概要在宅での看取りの成立条件在宅ホスピスにおける症状緩和死の教育在宅ホスピスとQOL
死亡診断死亡に医師が立ち会っているとき医師が立ち会っていないとき精神面から見たターミナルケア
訪問介護方法論訪問介護の意義・目的
訪問介護サービス利用者の特性
訪問介護の内容・特徴
介護支援サービスと訪問介護
訪問入浴介護方法論訪問入浴介護の意義・目的
訪問入浴介護サービス利用者の特性
訪問入浴介護の内容・特徴
介護支援サービスと訪問介護入浴
訪問看護方法論訪問看護の意義・目的
訪問看護サービス利用者の特性
訪問看護の内容・特徴
介護支援サービスと訪問看護
訪問リハビリテーション方法論訪問リハビリテーションの意義・目的
訪問リハビリテーションサービス利用者の特性
訪問リハビリテーションの内容・特徴
介護支援サービスと訪問リハビリテーション
居宅療養管理指導方法論医学的管理サービスの意義・目的
医学的管理サービス利用者の特性
介護支援サービスと医学的管理サービス
口腔管理-歯科衛生指導の意義・目的
口腔管理-歯科衛生指導利用者の特性
介護支援サービスと口腔管理-歯科衛生指導
薬剤管理指導の意義・目的
薬剤管理指導利用者の特性
介護支援サービスと薬剤管理指導
通所介護方法論通所介護の意義・目的
通所介護サービス利用者の特性
通所介護の内容・特徴
介護支援サービスと通所介護
通所リハビリテーション方法論通所リハビリテーションの意義・目的
通所リハビリテーションサービス利用者の特性
通所リハビリテーションの内容・特徴
介護支援サービスと通所リハビリテーション
短期入所生活介護方法論短期入所生活介護の意義・目的
短期入所生活介護サービス利用者の特性
短期入所生活介護の内容・特徴
介護支援サービスと短期入所生活介護
短期入所療養介護方法論短期入所療養介護の意義・目的
短期入所療養介護サービス利用者の特性
短期入所療養介護の内容・特徴
介護支援サービスと短期入所療養介護
特定施設入居者生活介護方法論特定施設入居者生活介護の意義・目的
特定施設入居者生活介護サービス利用者の特性
特定施設入居者生活介護の内容・特徴
介護支援サービスと特定施設入居者生活介護
福祉用具及び住宅改修方法論福祉用具の意義・目的
福祉用具利用者の特性及び福祉用具の機能、使用法
福祉用具の内容・特徴
介護支援サービスと福祉用具
住宅改修の意義・目的
住宅改修利用者の特性及び住宅改修の機能、使用法
住宅改修の内容・特徴
介護支援サービスと住宅改修
定期巡回・随時対応型訪問介護看護方法論定期巡回・随時対応型訪問介護看護の意義・目的
定期巡回・随時対応型訪問介護看護の利用者の特性
定期巡回・随時対応型訪問介護看護の内容・特徴
夜間対応型訪問介護方法論夜間対応型訪問介護の意義・目的
夜間対応型訪問介護の利用者の特性
夜間対応型訪問介護の内容・特徴
地域密着型通所介護方法論地域密着型通所介護の意義・目的
地域密着型通所介護の利用者の特性
地域密着型通所介護の内容・特徴
認知症対応型通所介護方法論認知症対応型通所介護の意義・目的
認知症対応型通所介護の利用者の特性
認知症対応型通所介護の内容・特徴
小規模多機能型居宅介護方法論小規模多機能型居宅介護の意義・目的
小規模多機能型居宅介護の利用者の特性
小規模多機能型居宅介護の内容・特徴
認知症対応型共同生活介護方法論認知症対応型共同生活介護の意義・目的
認知症対応型共同生活介護の利用者の特性
認知症対応型共同生活介護の利用者の特性
地域密着型特定施設入居者生活介護方法論地域密着型特定施設入居者生活介護の意義・目的
地域密着型特定施設入居者生活介護の利用者の特性
地域密着型特定施設入居者生活介護の内容・特徴
地域密着型介護老人福祉施設入居者生活介護方法論地域密着型介護老人福祉施設入居者生活介護の意義・目的
地域密着型介護老人福祉施設入居者生活介護の利用者の特性
地域密着型介護老人福祉施設入居者生活介護の内容・特徴
複合型サービス方法論複合型サービスの意義・目的
複合型サービスの利用者の特性
複合型サービスの内容・特徴
介護予防訪問入浴介護方法論介護予防訪問入浴介護の意義・目的
介護予防訪問入浴介護利用者の特性
介護予防訪問入浴介護の内容・特徴
介護支援サービスと介護予防訪問入浴介護
介護予防訪問看護方法論介護予防訪問看護の意義・目的
介護予防訪問看護サービス利用者の特性
介護予防訪問看護の内容・特徴
介護支援サービスと介護予防訪問看護
介護予防訪問リハビリテーション方法論介護予防訪問リハビリテーションの意義・目的
介護予防訪問リハビリテーションサービス利用者の特性
介護予防訪問リハビリテーションの内容・特徴
介護支援サービスと介護予防訪問リハビリテーション
介護予防居宅療養管理指導方法論医学的管理サービスの意義・目的
医学的管理サービス利用者の特性
介護予防支援サービスと医学的管理サービス
口腔管理-歯科衛生指導の意義・目的
口腔管理-歯科衛生指導利用者の特性
介護予防支援サービスと口腔管理-歯科衛生指導
薬剤管理指導の意義・目的
薬剤管理指導利用者の特性
介護予防支援サービスと薬剤管理指導
介護予防通所リハビリテーション方法論介護予防通所リハビリテーションの意義・目的
介護予防通所リハビリテーションサービス利用者の特性
介護予防通所リハビリテーションの内容・特徴
介護支援サービスと介護予防通所リハビリテーション
介護予防短期入所生活介護方法論介護予防短期入所生活介護の意義・目的
介護予防短期入所生活介護サービス利用者の特性
介護予防短期入所生活介護の内容・特徴
介護支援サービスと介護予防短期入所生活介護
介護予防短期入所療養介護方法論介護予防短期入所療養介護の意義・目的
介護予防短期入所療養介護サービス利用者の特性
介護予防短期入所療養介護の内容・特徴
介護支援サービスと介護予防短期入所療養介護
介護予防特定施設入居者生活介護方法論介護予防特定施設入居者生活介護の意義・目的
介護予防特定施設入居者生活介護サービス利用者の特性
介護予防特定施設入居者生活介護の内容・特徴
介護支援サービスと介護予防特定施設入居者生活介護
介護予防福祉用具及び介護予防住宅改修方法論介護予防福祉用具の意義・目的
介護予防福祉用具利用者の特性及び介護予防福祉用具の機能、使用法
介護予防福祉用具の内容・特徴
介護支援サービスと介護予防福祉用具
介護予防住宅改修の意義・目的
介護予防住宅改修利用者の特性及び介護予防住宅改修の機能、使用法
介護予防住宅改修の内容・特徴
介護支援サービスと介護予防住宅改修
介護予防認知症対応型通所介護方法論介護予防認知症対応型通所介護の意義・目的
介護予防認知症対応型通所介護の利用者の特性
介護予防認知症対応型通所介護の内容・特徴
介護予防小規模多機能型居宅介護方法論介護予防小規模多機能型居宅介護の意義・目的
介護予防小規模多機能型居宅介護の利用者の特性
介護予防小規模多機能型居宅介護の内容・特徴
介護予防認知症対応型共同生活介護方法論介護予防認知症対応型共同生活介護の意義・目的
介護予防認知症対応型共同生活介護の利用者の特性
介護予防認知症対応型共同生活介護の内容・特徴
指定介護老人福祉施設サービス方法論指定介護老人福祉施設の意義・目的
指定介護老人福祉施設サービス利用者の特性
指定介護老人福祉施設の内容・特徴
介護老人保健施設サービス方法論介護老人保健施設の意義・目的
介護老人保健施設サービス利用者の特性
介護老人保健施設の内容・特徴
指定介護療養型医療施設サービス方法論指定介護療養型医療施設の意義・目的
指定介護療養型医療施設サービス利用者の特性
指定介護療養型医療施設の内容・特徴
老人性認知症疾患療養病棟の意義・目的
老人性認知症疾患療養病棟利用者の特性
老人性認知症疾患療養病棟の内容・特徴
介護医療院サービス方法論介護医療院の意義・目的
介護医療院サービス利用者の特性
介護医療院の内容・特徴
公的サービス及びその他の社会資源導入方法論自立支援のための総合的ケアネットワークの必要性
社会資源間での機能や役割の相違
フォーマルな分野とインフォーマルな分野の連携の必要性
要介護認定の流れ要介護認定基準について
認定調査
主治医意見書
一次判定の概略
介護認定審査会における二次判定の概略
一次判定の仕組み要介護認定等基準時間の推計の考え方
要介護認定等基準時間の算出方法
二次判定の仕組み二次判定の基本的方法
介護認定審査会における審査・判定の手順
二次判定のポイント

1-2-2.難易度

保健医療福祉サービス分野では『高齢者によくある疾病・障がいの特徴と介護全般についての具体的な情報をしっかり把握しているかどうか』が問われます。

要するに、ケアプランを作成するために必要な「知識の引き出しの量」が問われる問題です。

医療面の知識や総合的な理解を求められるため、介護に特化している介護福祉士の場合は「難易度が高い」と感じる方が多いです。

1-2-3.問題例

※第22回介護支援専門員実務研修受講試験問題より抜粋

呼吸について適切なものはどれか。2つ選べ。

  1. 高齢者は、一般に、若年者と比べ、1回換気量は低下する
  2. 頻呼吸は、発熱や心不全でもみられる
  3. 心不全による呼吸困難は、起座位又は半座位で増強し、臥位で軽減する
  4. 下顎呼吸は、慢性気管支炎や肺気腫などの慢性閉塞性肺疾患(COPD)の患者でよくみられる
  5. チェーンストークス呼吸では、小さい呼吸から徐々に大きい呼吸となり、その後徐々に小さい呼吸となって、一時的な呼吸停止を伴う呼吸状態を繰り返す

介護医療院について適切なものはどれか。2つ選べ。

  1. 原則として個室である
  2. ターミナルケアの機能を有する
  3. 医療法の医療提供施設には該当しない
  4. 必要な医療の提供が困難な場合には、他の医師の対診を求める等適切な措置を講じなければならない
  5. Ⅱ型では、Ⅰ型に比してより重篤な身体疾患を有する患者等に対応できる体制が求められている

面接場面におけるコミュニケーション技術について、より適切なものはどれか。3つ選べ。

  1. 共感とは、クライエントの考え方について、援助者がクライエントの立場に立って理解しようとすることをいう
  2. 援助者は、援助者自身の過去の重要な人との関係をクライエントに投影するように努めるべきである
  3. クライエントが沈黙している場合には、援助者は、常に積極的に話しかけなければならない
  4. クローズドクエスチョンは、事実の確認を行う場合に用いる
  5. 直面化とは、クライエントが目を背けていることに気付かせることをいう

成年後見制度について正しいものはどれか。3つ選べ。

  1. 成年後見制度の利用の促進に関する法律では、国民が成年後見制度を利用する義務を定めている
  2. 成年後見制度の利用の促進に関する法律では、成年被後見人の意思決定の支援を定めている
  3. 65歳以上の者につき、その福祉を図るため特に必要と認めるときは、市町村長は後見開始の審判の請求をすることができる
  4. 親族が成年後見人に選任される割合は、年々増加している
  5. 任意後見契約は、公正証書によってしなければならない

1-2-4.試験対策

保健医療福祉サービス分野では、次のポイントを意識して学習しましょう。

  • 介護をする上で留意すべき基礎知識
  • 治療・リハビリテーションを通じて、自立した生活に結びつけるための医療系サービス
  • 在宅での療養生活の継続のための介護保険給付対象のサービス
  • 認知症の医学的見地からの知識、処方薬剤や治療法など
  • 認知症のある要介護者等への介護
  • 認知症患者増加に対応する「国の認知症施策(新オレンジプラン)」
  • 地域包括ケアや健康日本21(第2次)に関連した「がん患者等への緩和ケア」や「看取りケア」
  • 各種介護保険サービスの概要

丸暗記が必要となる部分もありますが、関係項目と関連付けて覚えることで学習しやすくなります。実戦形式で数多くの問題を解く方法も知識の定着に役立ちます。

2.ケアマネ試験の合格基準と難易度

2-1.合格基準

ケアマネ試験に合格するための基準や注意点をまとめると

  • 介護支援分野の正答率70%以上
  • 保健医療福祉サービス分野の正答率70%以上
  • 基準となる具体的な合格点は、試験難易度によって調整される
  • 具体的な合格ラインは、合否通知の際に合わせて通達される

以上のようになります。

単純に合計点が全体の70%以上なら合格になるわけではなく、介護支援分野・保健医療福祉サービス分野の両方で、分野ごとに合格点に到達している必要があります。

合格基準は全国一律であるものの、試験問題の難易度によって毎年多少前後する点に注意が必要です。

2-2.難易度

ケアマネ試験の難易度は高く、直近5年間の合格率は10~21%で推移しています。一方介護福祉士国家試験の合格率は、受験資格に実務者研修が義務付けられた平成28年度以降は例年70%以上となっています。

この合格率から、いかに介護支援専門員が難関資格であるかが分かります。

年度・資格介護支援専門員介護福祉士
受験者数合格率受験者数合格率
平成27年度134,539人15.6%152,573人57.9%
平成28年度124,585人13.1%76,323人72.1%
平成29年度131,560人21.5%92,654人70.8%
平成30年度49,332人10.1%94,610人73.7%
令和元年度41,049人19.5%84,032人69.9%

※出典:厚生労働省|第22回介護支援専門員実務研修受講試験の実施状況について厚生労働省|介護福祉士国家試験の受験者・合格者の推移

このように、介護福祉士と比べてもケアマネ試験はかなり難しい資格です。合格するには時間的余裕をもって、しっかり勉強することが大切です。

独学での勉強が不安な場合は、各スクールが実施している試験対策講座を受講することを強くオススメします。

3.ケアマネ試験合格のための2つのポイント

ケアマネ試験に合格するための2つのポイントをご紹介します。

  1. 勉強の習慣をつけ、毎日少しでも勉強する
  2. 試験対策講座を活用する

この2つがとても重要です。

ケアマネ試験は出題範囲がとても広く、公式テキストに一通り目を通すだけでも大変な時間がかかります。毎日少しずつ習慣的に学習することが知識の定着に繋がります。

独学で一発合格した筆者の場合は、毎日4:00~5:30の1.5時間を学習時間と決めて勉強していました。毎日短時間でもいいので、時間を決めて習慣化して学習を進めていきましょう。

筆者のように独学で合格することも不可能ではありませんが、一発合格を目指すのであれば、試験対策講座を活用することが最も合格に近い方法でしょう。

試験対策講座には

試験対策講座を活用するメリット

  1. 受講生合格率は60~70%以上と高水準(各社の独自基準による発表)
  2. 効果的なカリキュラムが確立されている
  3. カリキュラムに従って学習するだけで、知識が定着する
  4. 学習計画を自分で考える必要がない
  5. 参考書選びに悩む必要がない
  6. 勉強方法に不安を抱くことなく進めていくことができる
  7. 近年はスマホやタブレットに対応したWeb講座が増え、いつでもどこでも勉強できる
  8. 通信講座と通学講座から選択でき、仕事との両立も可能

このようなメリットがあるため、試験対策講座はまさに「合格への最短コース」なのです。

  • 「絶対に一発で合格したい!」と考えている方
  • 以前受験して合格できなかった方
  • 勉強方法に悩みがある方

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ケアマネ試験は勉強量がモノをいう試験です。難関試験を突破し、介護業界の最上位であるケアマネの資格を取得するためにも、まずは小さな一歩を踏み出すことが大切です。

4.まとめ

いかがだったでしょうか。

まとめるとケアマネの試験内容は次の通りでした。

区分問題数
介護支援分野・介護保険制度の基礎知識
・要介護認定等の基礎知識
・居宅・施設サービス計画の基礎知識など
25問
保健医療福祉サービス分野・保健医療サービスの知識など
・福祉サービスの知識など
20問
15問
合計60問

試験時間:120分(10:00~12:00)

※点字受験者:180分、弱視等受験者:156分

そしてケアマネ試験の合格基準と合格率は次の通りでした。

【合格基準】

  • 介護支援分野の正答率70%以上
  • 保健医療福祉サービス分野の正答率70%以上

【合格率】

年度・資格介護支援専門員介護福祉士
受験者数合格率受験者数合格率
平成27年度134,539人15.6%152,573人57.9%
平成28年度124,585人13.1%76,323人72.1%
平成29年度131,560人21.5%92,654人70.8%
平成30年度49,332人10.1%94,610人73.7%
令和元年度41,049人19.5%84,032人69.9%

そしてケアマネ試験合格のためのポイントは次の2つでした。

  • 勉強の習慣をつけ、毎日少しでも勉強する
  • 試験対策講座を活用する

この記事が少しでも参考になれば幸いです。